痴呆症の正しい症状別対応〜徘徊編〜

痴呆症と言われて思い浮かべる症状の一つに、徘徊があります。近年では患者数の増加や高齢社会化に伴い、老人の徘徊はまれにニュースで取り上げられることがあります。今回は、痴呆症の徘徊の対処法についてご紹介します。

 

痴呆症の徘徊とは

 

痴呆症の徘徊にはいくつか種類があります。痴呆症の中でも発症率が多いのがアルツハイマー型痴呆症で、発症してよく知らない道に迷ってしまうと、帰り道が分からずに歩きまわってしまうケースがあります。

 

普通の方なら1回で覚えられるような単純な道のりでも、痴呆症の方は覚えることができません。この徘徊が起こると、歩き回り遠くまで行ってしまい保護される、というケースが起こります。

 

また、見知った場所でも迷ってしまうことがあります。これは、距離や位置などを把握する脳の働きが痴呆症により低下することで起こります。家の中でも、自分の部屋が分からなくなってしまうことがあります。

 

痴呆症の徘徊の対処法

 

痴呆症の徘徊は、患者が動き回りたがったり、外へ出たがったりする時に、無理に止めてしまうと逆効果となります。患者が求めた場合は無理に止めず、必ず付き添いをして外出をしましょう。

 

目を離している隙に外出してしまう場合は、GPS機能のある携帯電話や機械類を持たせる、明るめの服を着発見されやすいようにしておく、身に付けているものに連絡先を書いておく、などといった事前対処をしておきましょう。
近所の鋼板や警察署へ顔写真と住所の届け出をしておくと、保護された時の連絡が速やかになります。