痴呆症の正しい症状別対応〜幻覚編〜

実在しないものを見たり聞いたりする症状を幻覚と言います。痴呆症にかかると幻覚を発症する可能性があります。特に、レビー小体型認知症の初期症状で幻覚が多く見られます。今回は、幻覚の正しい対処法をご紹介します。

 

痴呆症の幻覚

 

痴呆症の幻覚は、様々な症状と一緒に発症します。幻覚で見られるものは人間や動物といった生き物が多く、患者によってはその動きや色が鮮明に見える場合もあれば、ぼんやりとした映像で見えることがあります。

 

幻覚は患者本人以外には見えないものです。このため、周りから見ると誰もいない空間を見ていたり話しかけているように見え、幻覚相手にお茶を出したりするといった奇妙な行動が見られます。

 

痴呆症の幻覚の対処法

 

痴呆症の幻覚が見られた場合、一番重要なのがその幻覚を否定しないことです。始めのうちは奇妙に見えてしまい周囲が混乱してしまいがちですが、否定することで患者が混乱を起こしてしまいます。

 

幻覚症状がみられた場合、否定せずに患者の訴えや行動を受け入れるようにしましょう。幻覚に対し恐怖感や不安感を抱いている場合、周りの方が優しく声かけを行い、安全であるということを伝えましょう。

 

恐怖感や不安感から患者が酷く混乱してしまい、思いもよらない行動を起こす場合があります。患者が不安がっている場合は、その原因を解決するようにしてあげましょう。

 

幻覚が原因で興奮してしまった場合、患者や周りに被害が及ぶ場合があります。興奮している場合は、患者の訴えを受け入れるように話しかけ、まずは落ち着かせることが大切です。