痴呆症の正しい症状別対応〜せん妄編〜

家族の顔が分からなくなる、荷物をばらなく、落ち着きがなくなる、会話の整合性がなくなる、など、痴呆症で周囲の方が驚くような症状が発症する場合があります。これらの行動はせん妄と呼ばれています。今回は、痴呆症のせん妄に対する正しい対象方法をご紹介します。

 

痴呆症のせん妄とは

 

痴呆症のせん妄は、患者が予期せぬ行動を突然行い、周りを驚かせてしまう行動のことです。せん妄の中でも夜にでるものは夜間せん妄と呼ばれており、これは昼間には落ち着きます。

 

痴呆症の中では、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の方で、心身の不調が表れると症状が出てくる、というケースが多く報告されています。

 

痴呆症のせん妄の対処法

 

せん妄は周りを驚かせる行動で、しばしば問題になりがちですが、まず周りが慌てずに落ち着いた行動を心がけることが大切です。痴呆症を発症した場合、このような行動も起こるのだと前もって周りが認識しておきましょう。

 

せん妄が見られた場合、その行動を無理に止めてはいけません。患者が興奮してしまい更に予期せぬ行動を起こす場合があります。

 

まずは優しく声かけを行い、患者に落ち着きを取り戻させることが大切です。名前を読んであげ、怖いことや不安なことはないということを伝えましょう。

 

話せる状態となったら、どうしてそのような行動をしているのか、話をしっかりと聞いてあげましょう。思わぬ理由が見つかることもあります。恐怖心や不安を持っている場合、その気持ちの原因を一緒に取り除いてあげましょう。