痴呆症の種類〜血管性認知症〜

血管性認知症は、かつては国内での認知症で1位を占める疾患率でしたが、近年に入り症状に対する治療などが進んだため、現在では2位となっています。今回は、血管性認知症についてご紹介します。

 

血管性認知症とは

 

血管性認知症は、脳の血管が塞がったり破れたりすることで、その血管の周りの脳の神経細胞が影響を受け、機能を失ってしまうことで発症します。65歳未満の若年性認知症の中で最も多い病気で、その割合は約40%を占めると言われています。

 

男女比では男性にやや多く見られ、高血圧や糖尿病といった他の疾患があることで発症しやすくなります。脳が壊死した部分は大きさの代償はありますが、検査を受けることで画像として確認することができます。

 

血管性認知症の進行と症状

 

血管性認知症は脳の血管に異常をきたし、脳の神経細胞が失われることで発症します。この時、失われた神経細胞は元に戻すことができず、脳の血管に異常が出るたびに段階的に進行していきます。

 

脳の血管を治すことはできませんが、今後出てくる異常は防ぐことが可能なため、症状が認められたらすぐに病院で適切な診断と治療を受ける必要があります。血管性認知症の症状は、脳の神経細胞が破壊された部位によって異なります。

 

主にあげられる症状としては、認知機能の障害、手足のしびれや麻痺、感情が上手くコントロールできなくなる、といったものです。初期症状として、物忘れが見られます。この初期症状を見逃さず、早急に適切な治療を受けることが重要です。