痴呆症の種類〜レビー小体型認知症〜

レビー小体型認知症は、1990年代後半になり広く知られるようになった、認知症の中でも比較的新しい病気です。今回は、このレビー小体型認知症についてご紹介します。

 

レビー小体型認知症とは

 

レビー小体型認知症は、脳内の広い範囲でレビー小体というたんぱく質が溜まり、脳の神経細胞が徐々に減っていくことで発症する認知症の一種です。

 

レビー小体型認知症は、認知症患者の中で20%を占めるもので、男女比では男性の羅漢率がやや多く、75歳から80歳くらいの高齢の方に多く見られます。

 

脳の委縮ははっきりとしたものが見られず、症状の進行具合などが目で見えないのが特徴です。また、症状は日によって調子が良かったり悪かったりを繰り返し、徐々に症状が進行していきます。患者によっては急速に症状が進行することもあります。

 

レビー小体型認知症の症状

 

レビー小体型認知症は、認知機能の変動、幻視、パーキンソン症状の3微と呼ばれる、他の認知症にはない特徴的な症状が見られます。

 

認知機能脳変動は、レビー小体型認知症の大きな特徴である症状の変動を指します。日によって認識力や理解力に差が出ることがあり、調子が良い時と悪い時を繰り返しながら症状が進行していきます。

 

幻視は、実在しないものが目に見えて存在しているかのように見える症状です。レビー小体型認知症の原子は特に夜間に見られることが多いです。

 

パーキンソン症状は、身体の動きが減る、動作がぎこちなくなる、姿勢が前屈になる、歩幅が小さくなるなどといった、いくつかの運動症状が出る、といったものです。この症状のため、レビー小体型認知症ではなく、他の病気を疑われることも少なくありません。