痴呆症の種類〜アルツハイマー型認知症〜

痴呆症には3大認知症と呼ばれるものがあります。その中の一つに、アルツハイマー型認知症というものがあります。今回は、アルツハイマー型認知症についてご紹介します。

 

アルツハイマー型認知症とは

 

アルツハイマー型認知症は、初期症状として物忘れが起こります。この物忘れが激しくなり、認知症であるということを気付く患者は多く居ます。

 

アルツハイマー型認知症は症状が進行すると、今まで日常生活でできていたことができなくなってきます。日常生活でしていた行動が記憶からすっぽりと抜け落ちてしまうため、社会生活に大きな支障をきたします。

 

また、アルツハイマー型認知症は、物を盗られたという妄想や前触れのない徘徊など、認知症の症状として多くの方が抱いているイメージの症状が出てきます。男女比では女性に特に多く見られます。

 

アルツハイマー型認知症の原因

 

アルツハイマー型認知症は、脳の海馬という部分を中心に、脳内の神経細胞が死滅することで起こります。海馬が委縮していき、やがて脳全体が委縮していくのが特徴です。

 

アルツハイマー型認知症は、ベータたんぱく質やタウたんぱく質というたんぱく質の一種が脳に溜まってしまい、脳細胞が死滅し委縮していきます。

 

この死滅は海馬という部分から起こります。海馬は、記憶を司る重要な部分で、アルツハイマー型認知症により海馬が萎縮すると、記憶障害が起こります。

 

この記憶障害は過去の記憶を根こそぎ忘れてしまい、患者の中では「無かったこと」として認識されます。また、新しく経験したことも記憶することができず、すぐに忘れてしまいます。